二宮金次郎像は何の本を読んでいるのか
小学校などに多く建てられている、薪を背負いながら本を読んでいる少年「二宮金次郎」の銅像。
寝る間も惜しんで勉学に勤しむ姿が銅像になっているわけですが、黙々と読んでいるあの本はいったい何の本なのでしょうか。
そもそも二宮金次郎とはどのような人物なのか。まとめてご覧ください。
二宮金次郎とは
本名は二宮 尊徳(にのみや たかのり)といい、金次郎とはニックネームのようなもの。
江戸時代末期、貧しい農村で生まれた金次郎は、勉強に勉強を重ねて武士の身分に上り詰めます。
その後、生涯をかけて世のため人のために尽くし、報徳仕法と呼ばれる復興政策を用いて、数々の農村を救ってきた偉い人なのです。
金次郎像の建設
その勤勉さを見本として欲しいという願いが込められ、国家政策によって全国の小学校を中心に次々と像が建てられました。
その手に持った本は、中国の哲学者「孔子(こうし)」の本であるとされています。