オリンピックの五輪は、世界にある五つの大陸を表しています。大陸の定義は様々な議論が続けられていますが、「ユーラシア大陸」「アフリカ大陸」「北アメリカ大陸」「南アメリカ大陸」「オーストラリア大陸」に、「南極大陸」を加えた6大陸が一般的です。しかしさらに第7番目の大陸があるというのです。

第7大陸

日本がかつて大陸と繋がっていたように、果てしなく長い時間をかけて、大陸はプレートの動きによって移動してきました。

約1億3000万年前〜8500万年前に南極大陸と分裂した後、約8500万年前〜6000万年前には現在のオーストラリア大陸と分裂してできた第7の大陸は「ジーランディア大陸」と呼ばれます。オーストラリアの東部に位置し、その面積は約約350万平方kmで、世界最大の島であり、世界最小の大陸と位置付けられています。

それではなぜこの大陸は一般的ではないのでしょうか。それはこの大陸の約93%が、約2300万年前から海に沈んでしまっているからなのです。

もしかすると私たちの知っている6大陸も、もしくは日本そのものも、何百何千年後には海の底に沈んでしまっているかも知れません。