トリュフはメスブタが見つけていたのだが
世界三大珍味に数えられるトリュフ。その芳醇な香りはまさに最高級食材で、パスタからステーキソースまで様々な料理に利用されます。黒いダイヤとも称されるトリュフは、見つけたらまさに一攫千金。その宝探しの手助けとなるのが、メスブタです。
トリュフとメスブタ
なぜトリュフを見つけるのにオスブタは利用されないのでしょうか。メスの方が嗅覚が鋭かったり、勘が働くわけではありません。答えはトリュフが発する匂いにあります。
トリュフの匂いは、オスブタが発するフェロモンの匂いと似ているといわれ、興奮したメスブタは一心不乱にトリュフのありかを探すのです。
しかし余りにも興奮しすぎていると、そのままトリュフを食べてしまうことがあるため、現在ではイタリア原産のトリュフ探し用の犬種であるラゴット・ロマーニョーロ(ダッド・プー)がトリュフ犬として活躍しています。