都市ガスは本当は全く臭いのしない無臭である
生活には無くてはならない存在であるガス。ガスの臭いは鼻について嫌な臭いですよね。でも実は都市ガスで使われるガスには本来臭いは全くしないのです。
今回はガスの臭いに関する雑学をお届けします。
ガスの歴史
1872年に神奈川県庁の灯りのためにガスが使用されたのが国内で初と言われています。その2年後に現在の東京ガスが誕生し、国内でのライフラインの一つとしてその地位を確立させていきました。
ガスの嫌な臭いにはワケがある
ガスは目に見えない気体であることは言うまでもありません。刺激物を含んでいるわけでもないので、目に染みたりもしません。そんな中ガス漏れが発生していたとしたらどうでしょうか。目にも見えない、臭いもしない、そんな室内に実はガスが充満している。料理でもしようとコンロに火を付けようとしたが最後、大爆発を起こしてしまいます。
そこでガスが漏れていた場合に直ぐに異常に気付けるように、都市ガスには付臭剤として微量のチオールを添加しているのです。このチオールの臭いは人間にとってとても不快な臭いのため、直ぐに異常に気付けるというわけです。