日本語というのは難しいもので、少しのニュアンス違いが大きな意味の違いを生んでしまいます。天気予報の雨の予報に関してもそうです。「一時雨」と「時々雨」は、しっかりと区別されていて、人によって呼び方が違うわけではありません。

「一時雨」と「時々雨」の違い

気象庁が発表しているデータによると、次のように区別されて使われます。

一時雨

24時間の中で、6時間未満の連続的な雨が降る可能性がある場合に使われます。連続的とは、雨と雨の切れ間が1時間未満のことです。

時々雨

24時間の中で、12時間未満の断続的な雨が降る可能性がある場合に使われます。断続的とは、雨と雨の切れ間が1時間以上のことです。


つまり「一時雨」は短い時間中に集中した雨が降る感じで、「時々雨」はほぼ一日中、パラパラと雨が降る感じと捉える事が出来るでしょう。