「富裕層」はどれくらいお金持ちならなれるのか
国連が発表した2018年の幸福度調査では、日本は先進国でありながら54位と低い水準である結果が出されました。幸せはお金で買えるものではありませんが、生きる上でお金が必要不可欠なのも事実です。
富裕層の定義
お金持ちの世帯のことを「富裕層」という言い方をしますが、一体どのくらいお金を持っていれば富裕層の仲間入りができるのでしょうか?
富裕層の明確な定義は決められてはいませんが、カナダ最大の証券会社であるRBCウェルス・マネジメントが提唱する定義では「不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、100万ドル(およそ1億円)以上の投資可能資産を所有する世帯」としています。
2012年の調査によると、世界に約1100万世帯の富裕層が存在するとのこと。最も富裕層が多いのはアメリカで、約306万世帯。そして2位は約182万世帯で、なんと日本がランクインしているのです。
幸福と資産は必ずしも比例するものではないことがうかがえるデータです。