スーツに制服に、正装としてワイシャツを着る機会は限りなく多いですが、袖の長さや襟首のサイズがしっかりとしているのに、ワイシャツのの前後は無駄にいと思いませんか?

今回の雑学でその理由をご説明しましょう。

ワイシャツの丈はなぜ長い

おそらくほとんどの方は、この疑問に対して、ズボンの中に収納して着崩れしないためのものだと考える方が多いと思います。

しかしそれは間違いで、ワイシャツが開発された当時の名残で今も残っているだけの事です。

そもそもワイシャツはヨーロッパ地方で下着として着用されていました。その当時は今のワイシャツよりも丈の前後がもっと長く、股間を覆えるような作りになっていました。

1930年代になり、下半身用の下着であるブリーフが開発されると、徐々に丈が短くなり、現在のワイシャツのサイズになりました。

元々は下着として着用されていた事もあり、現在でも人前でワイシャツ姿になるのは無礼であるとする方もいるようです。