東アジア北部に位置する人口約300万人の国「モンゴル」。モンゴル出身の相撲取りも多いことから、何かと日本にゆかりのある国ではないでしょうか。そんなモンゴルでは、道を歩いていると突然握手を求められることがあります。これはモンゴルを旅するにあたって非常に重要なことなのです。

モンゴルでの握手の意味

モンゴルでは足はけがれたものとされ、お互いの足がぶつかったり踏んだりすると、侮辱や敵意の表れとされます。そこでお互いの足がぶつかった場合には、とっさに握手をしてお互いに敵意がないことを確認し合うのです。もし握手を拒否すれば、ケンカ腰になっていると捉えられてしまいます。

さらに、モンゴルでは右の方向が「平和」「正しい」「良い」とされるため、必ず右手で握手を行います。

一説によると、ワザと若い女性に足をぶつけてナンパの手口として利用しているものもいるとか。