1、2、3、4、5……。日本語では「イチ、ニ、サン、シ(ヨン)、ゴ……」と読み、英語では「one、two、three、four、five……」と読んでいきます。どちらの読み方にも、ほんの小さな秘密が隠されています。

数字の共通点

まず、日本語でひたすらに読み方を書き続けているとあることに気が付きます。それが「エの段」が全く出てこないということです。エの段とは「エケセテネ……」の段のことで、初めてエの段が登場するのは「1000(セン)」の数字になります。

同じように英単語で数字を書き続けてみましょう。今度は「a」が全く出てこないことに気が付きます。「a」が初めて登場するのも、1000を意味する「thousand」なのです。

日本語も英語も同じ1000という奇妙な共通点があるのです。