腕相撲に決まり手はあるのか?
現在の相撲には日本相撲協会が定めた、基本技(7手)、投げ手(13手)、掛け手(18手)、反り手(6手)、捻り手(19手)、特殊技(19手)の合計82手の決まり手があります。決まり手とは、どの技をもって勝敗を決したかを判断するもので、相撲の場合は必ず決まり手がアナウンスで流れます。
腕相撲の決まり手
さて、お互いの腕力を競い合う腕相撲。その名に「相撲」と付くからには決まり手というものは存在するのでしょうか。実は腕相撲にも決まり手が存在し、崩し・誘い・抑え込み・起し・極て技・出し技などその数はなんと48手もあるのです。
- 平極め
- もみ極め
- 誘い四方大廻し
- 棒引き崩し
- 指ほどき引き崩し
- 盤石の構え
- 直線引きつぶし
- 手首吊りつぶし
- 寄りかぶせ吊り
- 寄り身平手吊り崩し
- 支え吊り込返し
- 寄り身指吊り崩し
- 巻きほどき極め
- 肩抑さえ
- 押し手抑さえ
- 回転巻き起こし
- 受け流し崩し
- ピストン
- 捨て身煽り崩し
- 棒崩し
- 燕返し
- 引き落とし極め
- 体引きほどき極め
- 突き出し小手返し
- かつぎ起こし
- 十字固め
- 瞬発手首返し
- 逆手抑さえ
- 巻き起こし
- 引きひねり極め
- 平抑さえ
- ねじりほどき極め
- かかえ伸し極め
- 巻き崩し
- 巻き込み引き崩し
- 指攻め引きつぶし
- 神田地獄
- 九十度回転極め
- すくい倒し
- 引きつぶし極め
- おいかぶせ引き崩し
- 突き引き起こし
- 一丁半
- 人の字受け
- 逆手突き出し極め
- 引きつぶし吊り極め
- 三所攻め
- 突き出し極め
一見するとどのような技なのか見当がつきません。ただ単に腕力に物を言わせて勝利を目指すのではなく、この決まり手を勉強して駆け引きを繰り広げるのも楽しそうです。