屈強な体をした男たちが、激しいタックルを繰り返してゴールを目指す。和名では「闘球」と書くように、ラグビーは非常に荒々しいスポーツです。一見するとチーム同士の喧嘩の様にも見えるほど激しい試合の裏には、美しいラグビー精神があります。

ラグビー精神

ラグビーは、その荒々しさとは裏腹に「紳士のスポーツ」と呼ばれます。例えば多くのスポーツでは、試合終了の合図は「ゲームセット」などと表現されますが、ラグビーの場合は「ノーサイド」といいます。これは、試合が終われば敵も味方も関係ありませんよという意味です。

そのことを示すように、ラグビー場によってはシャワールームが一箇所しかないそうです。サッカーや野球のスタジアムでは通常は両チームにそれぞれシャワールームが割り当てられていますが、特定のラグビー場ではそのシャワールームが一つしかないそうなのです。