「素晴らしい」という意味の英単語「ナイス(nice)」は、日本でも日常的に使われている英語の一つです。しかし元々の意味は、現在の意味とは真逆ともいえる「馬鹿」という意味で使われていたのです。

ナイスの移り変わり

一体どのように「馬鹿」が「素晴らしい」に変化していったのでしょうか。

※以下、「」内の意味に変化していきました。

まず、馬鹿ということは「単純」ということになり、単純な者は「ひとつのことにこだわる」となりました。こだわるということは質の良いものを厳選することであり、「選ばれた良いもの」を指す言葉となり、すなわち「素晴らしい」と変化したのです。