心臓は体中に血液を運ぶポンプの役割をしており、生物であれば必ず一つは持っている臓器です。しかし驚くことにタコイカには心臓が3つあるというのです。

なぜ心臓が3つも必要?

タコやイカは本来の心臓の他に、2つのエラ心臓を持っています。通常の心臓は体全体に血液を送り出す役割を担っていますが、エラ心臓はエラに血液を急送する働きを担っています。

これは急激な運動量を必要とする際に大量の酸素が必要になるため。エラ呼吸の魚類に取って肺の代わりであるエラ専用の酸素ボンベを付けているようなものなのです。