コンビーフの缶はなぜどれも台形をしているのか
コンビーフは牛肉を細かくスライスして塩漬けし、缶に詰めた保存食です。その缶詰の形は他の缶詰食品とは違い、どのメーカーのコンビーフ缶も台形をしています。
缶に詰めるからこそ台形である必要がある
コンビーフは牛肉を細かく刻んで作られています。肉は細かくなるほど劣化が早く、酸素に触れることでより傷みやすくなります。この事から、商品の劣化を防ぐために、缶にギュウギュウに詰める必要があります。
しかしそれでは缶からコンビーフを出す際に、ほじくり出す必要があります。しかし台形にすることで、少しでも隙間が空いて空気が入り込むと、ストンと落ちてくれるのです。プリンなどの容器が台形をしているのも、同じ理由と言えます。