「赤いきつね」と「緑のたぬき」は地域によって味が違う
マルちゃんの看板商品である「赤いきつね」と「緑のたぬき」。年越しはこれで年越しそばを済ませる人も多いことでしょう。それくらい国内で広く認知されている商品です。
今回の雑学では、このカップ麺の味のこだわりについてご紹介します。
ダシにこだわり続ける
そばもうどんもどちらがダシが命ともいえます。もちろん「赤いきつね」と「緑のたぬき」も、ダシにこだわりをもった商品です。そのため、国内において地域ごとの好みや特色を繁栄させ、より美味しく感じてもらえるように企業努力が成されています。
東日本
かつお節と昆布だしを合わせて醤油で仕上げたしっかりめの味わい。
西日本
昆布にかつお節・煮干・雑節などをあわせ、淡口醤油ですっきりとした味わいに仕上げています。
北海道
北海道産利尻昆布を使用。
関西地域
関西のうどんやおでんのダシによく使われる、うるめイワシを使用。
また、マルちゃんを製造している東洋水産のウェブサイト上には、七味唐辛子はダシの味を一旦そのまま楽しんでから、後になって七味唐辛子を加えて欲しいという表示もされています。ダシにこだわり、ダシを愛しているからこそ伝えたいダシのおいしい楽しみ方でしょう。