深海魚は海底何mに住む魚?
宇宙と同じく、その全てを解明できていない地球の神秘である深海。光の届かない深海に住む魚は深海魚と呼ばれますが、海底何mからが深海なのでしょうか。
深海魚の定義
約15800種が確認されている魚類の中で、少なくとも2000種以上が深海魚に該当するとされますが、確実に把握されているわけではありません。
深海は闇に包まれているため、そこに住む深海魚は目などが退化しているなど、グロテスクな見た目をしている魚が多く存在します。とはいえ、それに比例して味が悪いというわけではありません。アンコウ・オヒョウ・キンメダイ・スケトウダラ・タチウオ・ハタハタ・ムツなど、私たちが普段から口にすることのある魚は深海魚であることが多いです。
深海魚とは、一般的に水深200mより下に住む魚のことを指します。しかし成長過程によって水深を垂直移動する種も珍しくはなく、深海魚という定義は明確に示されてはいないのです。