夏といえば海。日本では海水浴を楽しむためには海水浴場が設置されている期間、つまり海開きが行われている期間でなければいけません。日本でいえば沖縄県が南国であり、海開きが最も早く行われそうですが、実は日本最速の海開きは東京都で行われるのです。

日本一早い海開き

いくら温暖な気候といえども、沖縄ではおおよそ3月下旬に海開きが行われ、10月下旬まで海水浴を楽しむことができます。そして「日本一早い海開き」とされる地域が、小笠原諸島の父島と母島での海開きです。

小笠原諸島は東京都の管轄でありながら、本州から南へ約1000km離れたところに位置し、一年を通して温暖な気候で知られます。父島と母島では毎年1月1日に海開きが行われるのです。

とはいうものの流石の小笠原諸島でも真冬の水温は冷たく感じ、快適な水温になるのは春過ぎあたりからのようです。