ライオンは犬だった?
サバンナでは食物連鎖の頂点に立つことから「百獣の王」の異名を持つライオンは、ご存知の通りネコ科の生き物です。つまりは広義には大きなネコと言えるわけです。しかしライオンはかつて犬であると思われていたことがあるようです。
ライオンは大きな犬?
ライオンは他にも「獅子(しし)」という異名も持ちます。獅子という言葉は中国で誕生した言葉ですが、この言葉が生まれた頃は中国にライオンは存在しませんでした。この「獅子」という言葉はライオンのために作られたものではなく、巨大な犬のことを獅子と呼んでいたのです。
そしてインドから中国に大きな犬が入ってきた際に、これがライオンに違いないという勘違いが起こったことによって、ライオンと獅子が紐付いてしまうこととなったのです。