2018年にSNSのツイッター上で「ファンタの味が変わった気がする」という意見が話題を呼びました。ファンタはコカ・コーラ社が販売する炭酸飲料で、日本では1958年に、世界初登場のドイツでは1940年から販売され続けているロングセラー商品です。

一生同じ味わいではない

確かに「昔はもっと甘く感じたなぁ」などと思うことは多々あります。しかしこれは単なる勘違いということもありますが、子どもの味覚は大人の味覚より2〜3倍も敏感であるという報告もあることから、勘違いで済まないという考えもあります。

しかし冒頭で挙げたファンタの場合は、間違いなく味覚の変化だけではない変化がありました。どのように変化したのかは明かされていませんが、コカ・コーラ社から公式に「味わいのリニューアルを行った」というアナウンスがされたのです。

このようなことは珍しいことではないようで、飽きがこないように定期的に味わいを変化させることもあれば、価格変動によって使用されている原材料を変化したという場合もあります。

ファンタは様々なフレーバーがありますが、このタイミングで味わいが変化したのはグレープ味だけなことから、おそらくは価格変動による原材料の変更の可能性が考えられます。