水中に漂う幻想的な生き物、クラゲ。しかし夏の海水浴では恐怖の存在になる一面も。そんなクラゲの意外な生態をご紹介しましょう。

クラゲの生態

クラゲはその体の95〜97%が水分でできています。残りの数%は塩分と有機物です。たったの数%の割合の有機物で、自身の体を動かしているわけです。

そんなクラゲは、じつはプランクトンに該当します。プランクトンといえば多くの水生生物のエサとなっている印象を受けます。プランクトンとは水中を漂って生活する生物を指す言葉で、魚類の幼魚や小型の甲殻類などが該当しますが、クラゲもプランクトンに分類されるのです。