シマウマはなぜ縞模様なのか。シマウマの雑学まとめ
サバンナの草原に白と黒の縞模様。目立つ!と思う方も多いと思います。なぜシマウマは縞模様で生存しているのか。今回の雑学はそんなシマウマについての雑学をいくつかご紹介します。
なぜ目立つ白と黒の配色なのか
人間の視界では遠目からでもシマウマの存在が確認出来るほど目立ってしまう白と黒のストライプ。サバンナで生き続ける彼らはなぜ進化の途中で保護色である緑や黄土色の毛色にならなかったのでしょうか。
動物の色彩感覚は人間に比べると遥かに劣っています。世界が白黒のグレースケールでしか認識できない動物も多いです。そうなると、白と黒の縦縞模様はどう映るのでしょうか。そうです、周りに生い茂っている草葉などが保護色となり、カモフラージュされるのです。
こんなメリットもある
サバンナでシマウマは肉食動物に捕食される側にありますが、シマウマは集団生活をする動物です。縞模様の集団が固まっているところを想像してみましょう。人間の目から見てもハッキリと何体のシマウマがいるのか数えるのは難しいでしょう。
これにより群れの個体数が認識しづらくなり、慎重に狩りを遂行しなければならない肉食動物は容易に襲いかかることが出来なくなるのです。
シマウマの地肌の色は?
種によって多少の違いはありますが、シマウマの地肌は黒に近いグレーのようです。
シマウマには乗れるのか
馬と違って敵対心の強い彼らは、乗馬の達人であったとしても乗りこなすことは出来ません。馬は人間に心を許し共存しようとしますが、シマウマは人間といるだけでストレスを感じてしまうのです。
シマウマの鳴き声
馬はヒヒーンと鳴きますが、シマウマは「モー」と鳴きます。牛の鳴き声に非常に近い声を発します。