アディダスのシューズはなぜ三本線?
世界的に有名なアディダスは、スポーツブランドとしてその地位を築いてきました。1949年のドイツでアドルフ・ダスラーの手によって創設されました。アディダスと言えばトレードマークでもある三本線のラインが特徴的ですが、これは単なるデザインではなく、元々は実用性を意識したものだったのです。
三本線の機能性
アドルフはとてもスポーツの好きな少年でした。そんな彼がアディダスを設立後、スポーツシューズの開発に没頭したのは当然の事と言えます。しかし当時の皮製の靴は、使用するたびに皮が伸びていってしまう欠点がありました。それをあの三本線を付ける事で補強したのが始まりなのです。
この三本線は正式名称を「スリーストライプ」といい、しっかりと商標登録もされています。
ちなみにアドルフの兄であるルドルフ・ダスラーは、アディダスと肩を並べる人気スポーツブランド「プーマ」の創設者です。