Apple社の製品は時と共にそのシェア数を拡大してきています。iPodでのミュージックプレイヤー市場に参戦、iPhoneでの携帯電話市場の参戦。昔は通が使うパソコンとされていたiMacも、現在は一般的に普及しています。そんなApple社の製品の頭文字には、なぜか「i」が付けられています。

今回の雑学では、この「i」の意味についてご紹介します。

「i」の理念は1998年に生まれた

初めてiMacが登場したのは1998年5月のWWDC(開発者向けのプレゼン大会)の時です。

このプレゼンの際に「i」について次のように説明されました。

  • internet(インターネット)
  • individual(個性的)
  • instruct(授ける)
  • inform(知らせる)
  • inspire(ひらめき)

「i」にはこれらの意味が込められており、Apple社の製品に共通する課題となっているのです。

「i」の付くサービス一覧

Apple社の製品の中で、「i」の付くサービス等をまとめてみました。

製品

  • iMac – デスクトップパソコン
  • iBook – ノートパソコン(旧型)
  • iPhone – スマートフォン
  • iPad – タブレット
  • iPod – デジタルオーディオプレイヤー

ソフトウェア/アプリケーション

  • iOS – モバイル端末のオペレーティングシステム
  • iMovie – 動画編集ソフト(iLife製品)
  • iPhoto – 画像管理ソフト(iLife製品)
  • iWork – 文書・表計算・プレゼン資料作成用ソフト群の総称
  • iTunes – 音楽プレイヤー

最も新しい時計市場への参戦となった「Apple Watch」には「i」はついていないですが、しばしば「iWatch」と勘違いされて呼ばれていることがあります。