世界最大のハンバーガーチェーン店といえば、やはりマクドナルドではありますが、日本で初めて作られたハンバーガーショップはマクドナルドではありません。

日本初のハンバーガーショップ

日本に初めてハンバーガーショップが作られたのは、1970年に東京都町田市にオープンした「ドムドムハンバーガー」とされます。現在では20店舗以上のチェーン店となっていますが、このドムドムハンバーガーを経営している親元は、大型ショッピングモールを経営するイオンの前身会社であるダイエーでした。

当時、日本にハンバーガー店を出店するために、ダイエーはアメリカのマクドナルドと事業提携をしようと試みましたが、双方の資本比率に折り合いがつかなかったため破談となり、独自にハンバーガーを開発して出店したのがドムドムハンバーガーなのです。

これが日本初のハンバーガーショップであることはドムドムハンバーガーも公式サイト等で打ち出しています。

しかし実はその何年も前の1963年に、沖縄でオープンした「A&Wレストラン」が日本初であると主張する意見もあります。ですが1963年は沖縄はまだアメリカの統治がされていた時期であり、日本に返還されたのが1972年であることから、日本初はやはりドムドムハンバーガーであるという意見の方が強いのかも知れません。