RPGの王道「ドラゴンクエスト」が徹底してる一つの事
1986年にファミリーコンピューターで第一作目が発売されて以降、ドラゴンクエストシリーズは全29作品、総出荷本数は6,600万本以上にものぼる大ヒットシリーズとなっています。
このドラゴンクエストが第一作目から一貫して続けている要素があります。
RPGゲームだからこそのこだわり
RPGとは「ロール・プレイング・ゲーム」の略で、ゲームの人物の役割(ロール)になりきって遊ぶゲームの事を指します。
ドラゴンクエストは主人公のキャラクターになりきり、様々な理由から憎き悪を打ち倒すストーリー展開を繰り広げますが、現在までの29作品で共通している点は、「主人公はセリフをしゃべらない」という点です。
あなた自身が主人公。キャラクターになりきり、世界観を十二分に楽しんでもらうためのアイディアなのです。
しかし当初のファミリーコンピュータは容量的に使用できる文字数が非常に限られていたため、主人公をしゃべらせないことで演出と容量削減の一石二鳥効果を得られたのかも知れません。