シャンパン、本場フランスではシャンパーニュと呼ばれるワインは、フランスのシャンパーニュ地方で作られたものをいう発泡性のワインで、スパークリングワインとも呼ばれます。発泡性というだけあり、当然炭酸によるが立つのですが、この泡にはそれぞれ名前が付けられています。

泡の名前

シャンパングラスに注がれたシャンパンから立ち上がる泡は、キメが細かく美しさすら感じられます。その泡の立ち方によって美しい名前があります。

グラスから真っ直ぐに立ち上がる泡は「ペルル」と呼ばれ、フランス語で「真珠」を意味します。泡の一つ一つが美しく、確かにまるで真珠のようにも見えます。そしてグラスの表面にあらわれる輪になった泡を「コリエ」といい、フランス語で「首飾り」という意味です。

ペルルとコリエが織りなす泡を「ル・コリエ・ドゥ・ペルル」といい、「真珠の首飾り」という意味になります。泡を宝石をあしらったアクセサリーに見立てるところは、フランス人のオシャレな感覚が生み出すものでしょう。