レスリングでは”アレ”を持っていないと失格になる
レスリングとは、オリンピックの公式種目でもあるアマチュアレスリングのことです。古くは紀元前3000年頃には競技として確立されていたという程、歴史の古いスポーツです。レスリングの選手はピチピチのユニフォーム一枚で戦っているイメージがありますが、実はその中にある物を忍ばせています。これがないと失格になるからです。
”ある物”とは
古代オリンピックでは、裸体であることが義務付けられていました。現在ではシングレット(吊りパン)と呼ばれるワンピース型のユニフォームと、レスリングシューズを着用して試合を行う。また、任意でマウスピース、ジュニア世代の試合ではヘッドギアや膝当てを装着しても問題ありません。
そしてもう一つ、ユニフォームの中に「白いハンカチ」を入れておくことが義務付けられています。これは万が一試合中に出血した場合にすぐに止血できるようにするためです。もしこのハンカチを忘れてしまうと、即失格となってしまうほど厳しいルールなのです。