「チャーハン」と「ピラフ」の違い
どちらの料理もパラパラの米粒にいくつかの具が混ざった料理ではあるが、味も違えば発祥の国も違うだろうから、全く別の食べ物であることは想像が付きます。
しかし生まれた国は違えど、実は同じ料理なのではないのだろうか?
今回の雑学では、チャーハンとピラフの違いについてご紹介します。
それぞれの発祥は?
チャーハンは言わずもがな中華料理なので、発祥は中国になる。ピラフは地中海のイメージがあるが、そのイメージは正しく、発祥はトルコ。トルコ料理のピラフが中東からインド、ヨーロッパの国に伝わったとされる。
作り方で違いが分かる?
それでは簡単に各料理の調理方法を説明しましょう。
チャーハン
- フライパンに油を入れて温める
- 卵を投入
- ごはんを投入
- 具材や調味料を加えて完成
非常に簡単な説明ですが、こんな感じかと思います。パラパラに作るコツは、思ってる倍の量の油を入れることです。
ピラフ
- 具材を炒めて皿に移す
- バターをひいて生米を入れ、透明になるくらいまで炒める
- 米と同量のスープを入れて、炊き上げる
ピラフの作り方は様々あるようですが、これが最もオーソドックスな調理法かと思います。
チャーハンとピラフの違い
大きく異なるのは、チャーハンは炊いた米を炒めるのに対して、ピラフは生米を炒めてから炊き上げるというところでしょう。
チャーハンもピラフも具材や味付けは、地域や家庭によって千差万別。チャーハンっぽいピラフもあれば、ピラフっぽいチャーハンもあるでしょう。ただし作り方の手順でどの料理なのかを断言することが出来るのです。