「ジャム」と「マーマレード」と「ゼリー」の違い
ジャムもマーマレードどちらも果物を原料として作られた、ゼリー状の加工品であるというイメージですが、二つの違いは何なのでしょうか。また、ゼリーはどのような扱いになっているのでしょうか。
今回の雑学では、ジャムとマーマレードとゼリーの違いについてご紹介します。
ジャムとマーマレードとゼリーの違い
JAS規格(日本農林規格)において、ジャムもマーマレードも、そしてゼリーもまとめて「ジャム類」であると定義されています。
ジャムは果実の果肉を、果肉の2分の1~同量の砂糖を加え、100℃近くで煮詰めて作ります。マーマレードとの違いは、その材料に果皮が含まれるか否かです。つまりマーマレードには果物の皮も一緒に煮詰めるため、若干の苦味が生まれます。
そしてゼリーもジャム類でありますが、JAS規格においては果汁から作られたものがゼリーであると定義されます。
まとめると次のように分類できます。
ジャム | マーマレード | ゼリー |
---|---|---|
果肉を使う | 果肉と果皮を使う | 果汁しか使わない |