お誕生日やお祝いごとなど、花束をプレゼントする機会は割りと多いのではないでしょうか。貰った花束を少しでも長く綺麗なままでいさせたい時は、その持ち方が非常に重要になります。

今回の雑学では、花束の正しい持ち運び方についてご紹介します。

出来るだけ鮮度を落とさないようにするためには

花に限らず、果物や野菜でも収穫をした瞬間から刻一刻と鮮度は低下していきます。これはエチレンという成熟ホルモンが分泌されることによって、植物や果実を熟成させていってしまうからなのです。

このエチレンの発生は止めることはできなくとも、抑制する事はできます。花の場合は生えていた時と逆向き、つまり花の方を下にすることによって水分が花へと集まり、エチレンの分泌を抑えることができます。

花屋さんから花束を買って、誰かにプレゼントするまでの間は花束は下向きに持つようにすると良いでしょう。

野菜や果物などを冷蔵庫で保存する場合は、できるだけ生えていた時と同じ状態の向きで保存してあげると、エチレンの発生が抑制されます。