貯金箱といえばブタの形!その発祥は?
貯金箱を絵で書いてくださいというと、多くの人はブタの形をした貯金箱を描くことだろう。一体いつからこのイメージが定着してしまったのか。
今回の雑学では、ブタの貯金箱のルーツについてご紹介します。
勘違いから生まれた
ブタの貯金箱の発祥は意外にもヨーロッパでのことです。
昔のヨーロッパでは、食器やツボなどを作る際に、ピッグ(Pygg)という粘土で作っていました。この粘土で作られたお金を保管しておくための入れ物を「ピッグの貯金箱」と呼んでいました。
そして問題のブタの貯金箱が誕生したのは19世紀のイギリスでのこと。「ピッグ(Pygg)の貯金箱を作って欲しい」といわれた陶芸職人が、「ブタ(Pig)」と勘違いしたことから生まれたのでした。
これが意外にも定番となり、現代に受け継がれ続けているのです。