「やめられない、とまらない」がキャッチコピーであるカルビーかっぱえびせん。1964年1月1日から当商品は販売が開始されたのですが、パッケージに描かれているのはエビの絵だけ。問題の「かっぱ」は一体どういう意味なのでしょうか。

かっぱえびせんのかっぱとは

実はかっぱえびせんの前身となるお菓子が存在するのです。それは1955年に発売された「かっぱあられ」というお菓子。現在のかっぱえびせんと同じスナック菓子ですが、そのパッケージイラストに、当時流行っていたマンガ『かっぱ天国』のかっぱのキャラクターを起用したのです。

かっぱあれらはかっぱえびせんに一新された際、かっぱのキャラクターはいなくなり、名前だけが残って現在の形となったのです。

ちなみにカルビーは「健康にいい、栄養のあるお菓子をつくる」をモットーとしており、お菓子の中にエビを入れようと考えられたのもこのため。カルビーとは、「カルシウム」と「ビタミンB1」を足した造語なのです。