チョコレートの中にウィスキーが包まれているフランス発祥のお菓子であるウィスキーボンボン。一般的にはナッツ類をチョコレートで包んだもののお菓子の総称が「ボンボン」と呼ばれますが、その他にも意味があるのです。

ボンボンの語源

「ボンボン」はフランス語であり、現在のフランス語では、ナッツ類を砂糖で包んだものを始めとし、キャラメルやグミ、マシュマロ、キャンディ、ガムなどを含む、キャンディ状の菓子の総称になっています。

「ボン」とは、フランス語で「良い」を意味する形容詞の「bon」ですが、この「ボン」を2つ重ねると意味が変わり、幼児語で「おいしい」を意味する言葉になります。つまり犬を「わんわん」、猫を「にゃーにゃー」というような感じで、「おいちい」「うまうま」という言葉のニュアンスになるのです。