穀物を麦芽の酵素で糖化し、発酵させ蒸留した蒸留酒である「ウイスキー」。そのアルコール度数は40%前後のものが一般的なとても強いお酒です。ウイスキーをアルファベットで書いたときのつづりは「whisky」と「whiskey」の二種類ありますが、違いは何なのでしょうか。

つづりの違いは国の違い

実はこの違いはウイスキーの生産国によって使い分けられています。

スコッチウイスキー、カナディアンウイスキー、そして日本で作られたウイスキーは「whisky」と表記され、アイリッシュウイスキーとアメリカンウイスキーは「whiskey」と表記されるのが一般的です。

「e」が付くか付かないかは各国の言語規則によるものです。日本産のウイスキーが「whisky」という方を使っているのは、日本のウイスキーはスコッチウイスキーをお手本にしているからだそうです。