1868年10月23日から1912年7月30日までの期間を指し、244番目の元号である「明治」。日本には元号法という法律があり、これを基にして新たなる元号が制定されます。

元号の決め方

例えば近年の元号である「平成」を制定する場合の手順は、著名人によって候補が考案され、それを内閣官房長官が選定し、閣議で協議・決定を行います。しかしこの法律が政令されたのは昭和の時代であり、それ以前の元号は割とアバウトに決定されてきました。

中でも比較的新しい元号である「明治」は、当時の大名である松平春嶽に新元号を考案してもらうことになったのですが、複数出された案の中から、最終的には明治天皇によるクジ引きで「明治」が選ばれたのです。