全国約1300地点に設置されている天気予報システム「アメダス」。無人観測機であり、24時間体制で瞬時に天気を知らせてくれる働き者です。このアメダスという名前は「雨(アメ)の予報を出す(ダス)」から「アメダス」と命名されたのでしょうか。

ダジャレで命名された?

アメダスが観測するのは降雨量だけではありません。気温、日照時間、風向、風速、積雪などなど、天候に関することなら何でもござれのスペシャリストなのです。

1974年に運用が開始されたアメダスの正式名称は「Automated Meteorological Data Acquisition System(地域気象観測システム)」といいます。頭文字を組み合わせ「AMDAS(アムダス)」と名付けられましたが、「アメダス(雨出す)」の方が面白いという理由から、略称も「AMeDAS」に変更されたのです。

なんと、本当にダジャレのような命名法で名付けられていたのです。