読みかけの本のページの目印に、本に挟んで使用する「しおり)」。読んでいる本の途中に挟む以外にも、大事な項目がどこにあったのかの目印として貼り付ける「付箋(ふせん)」も、しおりとして分別されます。そんなしおりの語源はどこにあるのでしょうか。

しおりの語源

昔は山道を歩く際に、道に迷わないように木の枝を折って歩くことで、帰り道の目印としていました。これを「枝折り(しおり)」と呼んでいたのです。これが転化し、本の目印に挟む紙などのことを「しおり」と呼ぶようになったのです。