世界中では多種多様な食事風景を見ることが出来ます。日本ではを使って食事を取りますが、世界的に見ると食事に使う道具の割合はどうなっているのでしょうか。

また、今回の雑学では日本にしかない特殊な食文化についてもご紹介します。

食事では箸派?フォーク派?

日本と同じく箸を使って食事をするのは、韓国・北朝鮮・中国・ベトナムの4カ国といわれ、世界人口に対する割合は30%になります。たったの4カ国で30%も占めているのは、中国のおかげといえるでしょう。

一方、ナイフとフォークとスプーンを使って食事をする国は、欧米諸国・ロシア・オーストラリアなどになります。こちらも割合は箸と同じく30%になります。一体残りの40%は何を使っているのでしょうか。

残りの40%に含まれる国は、東南アジア・西アジア・中東・アフリカなどです。そうです、世界で最も多く使われている食事の道具は、自身の手ということになります。

日本にしかない食文化

アジア圏の中でも、日本だけは特殊な食文化があります。それは一人に一つ、自分専用の箸と茶碗を持っていることです。例えば中華料理では、大皿に盛った料理をみんなでつついて食べています。一人ひとりに配られるお膳のシステムは日本独自であり、特殊な食文化といえるのです。