国会議員になることを「赤絨毯を踏む」とも言われるように、国会議事堂内部には1階から3階にかけて4kmにものぼる赤絨毯が敷き詰められています。

気になるお値段は

なぜ赤い絨毯を敷いているのかは諸説ありますが、ロイヤルレッドが富や権力や高貴を象徴する色であることに違いはありません。そのため、絨毯は非常に高級なものが使用されます。

国会議事堂に使われている赤絨毯も例外ではなく、1平方メートルあたり1万8000円の絨毯が使用されます。約4kmの距離と幅を合わせた総額は1億円以上にもなります。

国会が開かれている期間中、平日は朝と昼の2回も掃除が行われるため、年に一度点検をして傷んだ部分を新しいものに交換します。これだけでも相当な予算が必要になっているわけです。