一日の長さが44時間の時代が訪れる
一日の長さが24時間であることは当然のことです。しかし地球が誕生した時には一日の長さはわずか5時間しかありませんでした。
今回の雑学では、変動する一日の長さについてご紹介します。
将来は、一日の長さが44時間になる?
地球が誕生したのは今から45億年前。この頃は一日の長さが5時間しかありませんでした。ではなぜ5時間しかなかったのかが分かるのでしょうか。それは現在でも徐々に一日の長さが伸びているからです。
これはごくわずかな期間ではなく、10万年かかって一秒の遅れが生じるというもの。これを逆算してみると、45億年前の一日の長さが算出できます。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは月と地球の関係性です。月の引力によって潮の満ち引きが起こりますが、この際に海底で摩擦が起こり、地球の自転にブレーキをかけているのです。
地球の寿命は残り50億年と言われていますが、その頃には一日の長さが44時間になると想定することが出来ます。