日本でも冬になると各地の降雪状況が連日報道されます。特に日本海側では多くの積雪が確認され、時には大人の身長よりも遥かに高い、一夜で4m雪が積もるというのも珍しくはありません。それでは、世界一積雪量を記録するのはどこなのでしょうか。

世界一の積雪量

日本は世界でみてもトップクラスの豪雪国であり、積雪量の世界ランキングでも、1位は青森県青森市、2位は北海道札幌市、3位は富山県富山市と、トップ3を日本の地域が占めます。そうなると当然、観測史上最高の積雪量を誇るのもまた、日本にある地域で、それは滋賀県と岐阜県をまたがる標高1377mの山「伊吹山」の山頂です。

この地域は日本海の季節風の通り道であり、冬には激しい降雪があります。世界一の積雪として記録されたのは1927年2月14日のことであり、なんとその積雪量は1182cmです。約12mもの高さはマンションの4階に相当します。

伊吹山の頂上は滋賀県に位置することから伊吹山は滋賀県最高峰の山とされます。つまり世界一の積雪量を誇る地域は滋賀県ということになります。