クリスマスにはサンタクロースがやってきて、子ども達にプレゼントを置いて行きます。但しこれは「良い子」に限られています。さらにドイツでは、ブラックサンタクロースというものが存在するのです。

ブラックサンタクロースとは

ブラックサンタクロースは「悪い子」に対してやってきます。その姿形は地域によっていわれは異なりますが、その名は共通で、クネヒト・ループレヒトと呼ばれます。

ブラックサンタクロースは悪い子をお仕置きするために長い棒や灰の入った袋を持っていて、トナカイのひくソリに乗ったサンタクロースの後を付いてきます。

悪い子のもとに到着すると、ジャガイモの皮や動物の内臓などをプレゼントし、更に、悪い子には灰の入った袋で叩いてお仕置きをするというのです。

ヨーロッパ、特にドイツでは、神様にお祈りする際には「良い子に出来ます」と祈らなければならないのです。