カルピスのパッケージの意味
1919年の発売以来、約100年もの長きにわたって愛され続けているロングセラー商品のカルピス。原液のままで販売されているカルピスは、自分の好きな濃さで作れること以外にも、お酒やカキ氷などのシロップとしても使用することができ、様々な用途に使用できるのが愛され続ける理由の一つなのではないでしょうか。
カルピスのパッケージ
そんなカルピスのパッケージといえば、白地に水玉模様が印象的です。しかし発売当初はミロのヴィーナスが描かれた、今とは全く異なるデザインのパッケージでした。その後1922年に現在と同様の水玉模様になるのですが、青地に白い水玉で、現在のデザインとは色が逆だったのです。1953年に、ようやく現在のデザインである白地に青の水玉というおなじみのデザインへと変化したのです。
カルピスの発売日は1919年の7月7日、七夕の日でした。これにちなんで、水玉模様のデザインは天の川をイメージして作られたのです。天の川は英語でミルキー・ウェイといい、乳酸菌飲料の「乳」ともかかっているのです。