世界で最も長いと言われる国歌はギリシャの『自由への賛歌』で、その歌詞はなんと158番まであります。

自由への賛歌の内容

日本の国歌である『君が代』は、およそ1分ほどで歌いきってします。158番まであるギリシャの国歌『自由への賛歌』は、全て歌いきるまでには55分もかかるそうです。その歌詞はギリシャの歴史にまつわる内容で、一番の歌詞の内容は次のようになっています。

我は汝を識る、
汝の剣の恐るべき鋭さで
我は汝を識る、
大地を俄かに睥睨する汝の目の輝きで
興隆せしヘレネ人の
神聖なる骨より生まれ出で
さらに汝の古の武勇によって強靭せしめられる
万歳、おお、自由!

全てを歌いきるにはあまりにも時間がかかってしまうため、スポーツの大会などの公の場では、二番まで歌われるそうです。