世界最小の国であることで有名なバチカン市国ですが、単純にバチカン市国内で生誕したとしても、バチカン国籍を得ることは出来ないのです。

今回の雑学では、バチカン市国民がどのような人民であるのかをご紹介します。

バチカン市国とは

ヨーロッパのイタリアの北部に位置する、国土面積がわずか0.44キロ平方メートルしかない、独立国家です。

これはおおよそ東京ディズニシーと同じくらいの大きさですので、国としては極々小さな面積であることが伺えます。

また、バチカン市国自体が世界遺産に認定されています。

キリスト教との密接な関係

バチカン市国は、キリスト教(カトリック教)の総本山です。ローマ法王がいるのも、このバチカン市国。

人口はわずか800人程で、その全ての人が司祭や修道女などの聖職者なのです。

聖職者以外の人にはバチカン市国の国籍が与えられることは許されておらず、一般職の人はイタリアなどバチカン市国外から通勤しています。

つまり、バチカン市国の国籍を取得したいのであれば、何らかの形で聖職者として従事する必要があるのです。