背番号はスポーツ選手において、特にチームスポーツでは重要な意味があったりします。背番号の取り決めは各スポーツによって様々ですが、バスケットボールの場合は1~3番の背番号がない場合が多く、4番からの連番になっていることが多いです。

今回の雑学では、バスケットボールでの背番号の取り決めについてご紹介します。

バスケットボールの背番号ルール

最大のリーグといえるアメリカのNBAでは、0または00~99番の背番号が使用可能です。

しかし国際大会などにおいての取り決めは4~15番までと非常に少ない上、1~3番は使用不可になっています。これはどういった意味があるのでしょうか。

1~3番を使ってはいけない理由

それはバスケットボールのルールに深く関係していました。

バスケットボールでは、ゴールによる加点が1~3点。反則のルールとして、トラベリング(ボールを持ったまま3歩以内でボールを離さなければならない)、3秒ルール(攻撃時に制限区域内に3秒以上とどまってはいけない)など、この他にも1~3の数字に関するルールが沢山含まれています。

審判が判定するたびにルールの方なのか、選手の方なのかの混乱を避けるため、1~3番の背番号を使用してはいけないこととなっているのです。

先ほども説明しましたが、これはあくまでもオリンピックや世界大会などの国際大会の時にのみ適用されるルールであり、NBAを始めとする国内リーグのルールでは、特に背番号のルールを厳しく取り決めているわけではありません。