バスケットボールは50人チームで対戦していた
バスケットボールリーグの最高峰であるNBAに日本人選手が活躍するようになり、賑わいをみせています。バスケットボールは大学の体育講師を勤めていたカナダ出身のアメリカ人「ジェームズ・ネイスミス」によって考案されました。ネイスミスが考案した時点では、ルールはたったの13しかありませんでしたが、長い年月を経て現在では約250ものルールによって成り立っています。
バスケットのチーム人数
ご存知の通り、バスケットボールのプレイヤー人数は、1チーム5人で対戦されます。しかし当初の13のルールの中には、プレイヤー人数に関する規定は書かれていませんでした。ネイスミスは、両チームが同人数であれば何人であっても良いと考えていたのです。
実際に世界屈指の名門校であるアメリカのコーネル大学では、50人対50人でバスケットボールの試合が行われており、この試合を担当していた担任は「体育館が破壊されかねない」というコメントを残しています。そこで1894年に、フロア面積に合わせて5人、7人、9人で1チームとするようにルールが制定されました。現在のように1チーム5人で確定されたのは、1897年のことです。
さらにルールは細かくなり、欠員が出ても補充することができ、交代の回数に制限は無く1人のプレイヤーが何度も交代することができるというルールも制定されたのです。