老若男女問わず誰でも楽しめるスポーツとして、昭和の時代には全国で一世を風靡するしたボウリング。今やボウリング場は減少の一途を辿っているようですが、その歴史は非常に古いものです。

ボウリングの起源

日本では、江戸時代末期の文久元年、1861年に長崎にて日本初のボウリング場である「インターナショナル・ボウリング・サロン」がオープンしました。もちろんこの頃は既に現在のボウリングと同じくルールが確立した状態でアメリカやヨーロッパから入ってきました。

それよりもさかのぼること数千年、紀元前5000年頃には古代エジプトにおいて木でできたボールとピンが墓地から発掘されています。この頃のボウリングは現在のものとは異なり、ピンを災いや悪魔に見立て、それを沢山倒すことで災いや悪魔などから逃れることが出来るという、宗教儀式であったとされます。

その内、ボールでピンを倒すという楽しさの部分だけがヨーロッパなどん伝わり、現在のボウリングのルールが確立されていったと考えられています。