男性がパンツ一枚の姿でいることを「パンツ一丁」と言います。パンツが普及する前の日本の下着はふんどしでした。昔はふんどし一枚でいることを「ふんどし一丁」と呼んでいたことから、パンツ一枚の姿のことを「パンツ一丁」と呼ぶようになったのです。

パンツ一丁の由来

ここで疑問に思うのが、パンツもふんどしもそれ単体では「枚」という単位を用いるのに、なぜ「丁」となってしまうのでしょうか。これはふんどしを身に付けている姿がヒントになっています。

答えは至極単純なもので、男性がふんどしを付けている姿を後ろから見た場合、そのふんどしの形が「丁」の字に見えることから生まれたものなのです。身に付けていない場合は「丁」の形をしていないので、「枚」という単位が使われるというわけです。

ちなみに海外では水着を含めたパンツ一丁の状態でいる男性の姿を目撃することは少なくありませんが、日本でこれをしてしまうと軽犯罪法第1条第20号に該当してしまい、場合によっては逮捕されてしまうこともありますので、くれぐれもご注意を。