事故や災害など、被害者の容態が報じられる際、「重傷者○○名、重体者○○名」などと記載されますが、どこからどこまでが重傷で、どこからが重体なのか。どちらの方がより命に関わる危険な状況なのでしょうか。

原因によって全く意味が変わってくる

怪我の度合いによって分類されるので、「重傷」、「中傷」、「軽傷」の三種類です。これらの用語は警察・消防関係の間で使われる用語で、治療にかかる日数や怪我の度合いによって分類されます。しかしそれらは一律ではなく、何が原因で怪我をしたかによって表現が変わってくるのです。

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警察が報じる分類には「中傷」はありません。重傷と軽傷の二種類で分類されますが、「重傷」は1ヶ月以上の治療を必要とする怪我を負った状態。「軽傷」は1ヶ月未満の治療を必要とする怪我を負った状態を指します。

消防(火災)

火事などで怪我を負った場合は、入院が必要かどうか、またその期間によって分類されます。「重傷」は3週間以上の入院が必要な怪我を負った状態で、「軽傷」は入院の必要のない怪我を負った状態。「中傷」はその中間の怪我ということになります。

交通事故

面白いことに交通事故に関しては独立して分類されます。「重傷」は2ヶ月以上の治療を必要とする怪我。「軽傷」は2週間以下の怪我、または4日未満仕事を休まざるを得ない状況の事を指します。「中傷」はその中間の期間、または仕事を4日以上休まざるを得ない状況を指します。

「重体」とはどういう状況?

「重体」は主にマスコミ関係、医療関係者によって使用される用語です。脳や内臓に直接的なダメージがある、いわば危篤な状態にあるということ。今すぐに緊急手術が必要なレベルで、重傷よりもさらに重い症状であると言えます。